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目の下の脂肪とり(クマ取り)

今回は目の下の脱脂術、クマ取り、脂肪取りと様々な言葉で言われている、クマについてお話しします。

目の下のクマはまず茶クマ、青クマ、黒クマの3つに大きく分かれます。

茶クマとは目の下が茶色ぽくなることで、引っ張っても色味が改善しないことが特徴です。原因は目元を擦り過ぎることで茶色に色素沈着することで起きます。改善方法はとにかく擦らないことです。トラネキサム酸、シナール、ユベラなどの美白の内服薬を飲み、場所によってはハイドロキノンを塗っても良いでしょうが、消えるのに半年ほどかかります。

青クマは目の下が青く見えることです。原因としては血行不良ですが、その要因として疲れや睡眠不足、ストレスなど多岐にわたります。改善方法としてはよく寝ることや生活習慣の見直し、瞼を温めたり血行を促進する目元のマッサージが効果的です。

黒クマとは目の下が膨らみによって黒く見えることです。原因としては加齢に伴って支持靭帯が緩んでくることで眼窩脂肪が前に突出することで起きます。改善方法としては、この出ている脂肪をとることによって改善します。方法としては表から余分な皮膚も切り取って脂肪を取る方法、裏から脂肪を取る方法、脂肪を窪みに移動させることで目立たなくさせるハムラ法、裏から行う場合は裏ハムラと呼ばれます、などの手術の種類があります。

美容外科的には主にこの黒クマを撃退する手術をメインで行なっていますが、どれが良いか悩む方も多いとは思います。結論から言うと10代から30代ぐらいの若い方は裏から脱脂をする、いわゆるクマ取りでほとんどの方が改善します。皮膚のたるみも出てくる40代以降の方はダウンタイムえお考慮に入れ表からやる場合も考えると良いかもしれません。

ハムラ法、裏ハムラ法の場合、眼窩縁という目の下の部分が凹んでいる方に適している治療です、それ以外の方法で手術した場合はヒアルロン酸注入や脂肪注入をおすすめしております。

また脂肪取り、クマ取りは早く手術を行うほど目の下のシワやたるみは出てきません、とれる脂肪の量はいつ取っても変わりませんので、自分のクマが何の種類かわからない方や目の下の膨らみが気になると言う方は是非ご相談ください。